今回も文章生成AIに関する話題で、タイトルの通り
毎日書くのが辛い作業日報をChatGPTに手伝わせるプロンプト
を紹介する内容です。
この記事を読むと以下のことが持ち帰れます。
- AIを活用した日報のつくり方
- プロンプト改良のコツ
さっそく本題に入りたいところですが、ChatGPTをうまく使うために最低限、押さえおきたい内容だけを先にお伝えします。
目次
パフォーマンスは言語によって変わる
ChatGPTをつかう上で重要なのは英語で指示を出すことです。理由は学習データの量によって、蓄えている知識に差があるから。イメージとしては日本語だと中学生、英語だと大学生ぐらい知識に差があります。そのため精度を求める人はDeeplのような翻訳機を通すことをおすすめします。
また、ゼロからプロンプトを学習したい人はこちらを参考にしてくださいね。
前提知識を理解したところで、日報マシーンにするプロンプト(依頼文)を見ていきましょう。
ChatGPTを日報生成マシーンにする
コピペするだけフォーマット
あなたは新人育成に優れた部長です。
以下の入力文・補足情報・制約に沿って、新入社員の日報作成をアシストしてください。
#入力文
<空白>
#補足情報
<空白>
#制約
・各作業項目に対する所感を100文字以内で生成
・入力文から想像できる気づきや学び、発見を入れる
・あいまいな言葉は使わず断言する
・明日の目標は具体的な行動を明示する
#出力
所感:
反省・明日の目標:
入力文の空白には、その日の作業内容を時系列で記載。補足情報には、気づきや学び等を箇条書きで記載してChatGPTに投げると、日報用の文章が自動生成されます。
参考に空白部を埋めてみました
あなたは新人育成に優れた部長です。
以下の入力文・補足情報・制約に沿って、新入社員の日報作成をアシストしてください。
#入力文
1)9~12時 東京店リニューアルオープンのチラシ配布
2)13~14時 東京店の内検
3)15~17時 新人社員マナー研修
#補足情報
1)クーポン付いてます。と一声添えると受取ってくれる人が多い
2)
3)当たり前のことができていないことを実感。特に挨拶ははきはき言おう
反省)チラシの配布ノルマが達成できていない
#制約
・各作業項目に対する所感を100文字以内で生成
・入力文から想像できる気づきや学び、発見を入れる
・あいまいな言葉は使わず断言する
・明日の目標は具体的な行動を明示する
#出力
所感1):
所感2):
所感3):
反省・明日の目標:
上記に対するChatGPTの回答がこちら

補足情報の 2)はあえて記載しませんでしたが、AIが想像して文章を作っています。書く内容に困ったときは空白にするのも良いでしょう。
ただ事実に基づいた報告書にするためには、1文ぐらいはあなたの言葉を入れることを推奨します。
気に入った文章ができたらコピペして完成です。
あなたが使う日報のフォーマットに合わせたプロンプトが欲しい人はこちらからご依頼くださいね。
日報のフォーマットに合わせたプロンプトを制作します ChatGPTを利用して日報づくりを「学びの場」に変えよう!プロンプトを改良したいなら覚えておこう
改良ポイント1(出力)
今回のプロンプトは一般的な日報に合わせましたが、本来は会社によってフォーマットが違うはずです。
そのため、あなたが欲しい出力結果となるよう出力部分の項目を変えると良いでしょう。例として「改善点・相談・提案」などが考えられます。
改良ポイント2(制約)
前述したようにフォーマットに合わせて制約をけることも可能です。例えば所感や反省を1つの枠で各ような場合は「100文字の制約」を消さないと欲しい文章が生成されません。
逆により細かな制約を設けることで、業界でしか通じないような文章も作ることができます。
改良の注意点(プロンプトを分けよう)
カスタマイズするのは良いのですが、内容を詰め込み過ぎるとChatGPTの回答が依頼の度に変わる可能性があります。これを回答揺れといい厄介な現象です。
回答を安定させたい場合はプロンプトを分けるのも方法。いろいろ工夫しながら試してくださいね。
自分で改良するのが難しい、もっと込み入ったプロンプトが欲しい人には私が設計します。
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自分の会社にChatGPTを活用するアイデアが欲しい人には電話相談も受け付けています。
ChatGPTの活用方法を一緒に考えます 【急げ】あなたに合ったAI活用法を今から考えませんか?おわりに
日報は上司があなたの仕事を評価するために必要な情報源です。毎日同じようなことを書いていては評価されませんし、あなたの成長もありません。
なのでChatGPTを使い、いろいろな視点からの報告を上げましょう。すると同期との差別化ができる上、あなた自身の発見にも繋がります。
ぜひ活用してくださいね。