AIの普及により素人であっても、スキルゼロから絵本づくりで稼げる未来が近づいてきました。
この記事ではAI副業(AIをフル活用して稼ぐ)の一部である、絵本づくりの始め方を紹介します。
この稼ぎ方は絵本業界でトレンドとなる可能性を秘めています。概念を学んでブルーオーシャンである今、実践してくださいね。
目次
AI副業とは
AIをつかって生みだしたコンテンツをSNSに投稿したり、販売することで収入を得る副業のこと。
AIさえ使いこなせば、スキルがなくても始められる良さがあります。これから伸びてくる分野なので競合が少ない今、挑戦することをおすすめします。
AIをつかった絵本づくりの手順
先に全体像を説明すると、ChatGPTでシナリオを、画像生成AIで絵を、Coe Fontで音声を、Canvaで仕上げる。完成した作品をSNS等で発信します。この手順を踏むだけで、スキルゼロからでも絵本作家として活動できます。
1)ChatGPTでシナリオをつくる
ChatGPTは言葉を投げかけると文章で返答してくれるAIです。描きたいストーリーの要点を話すことでシナリオを自動生成してくれます。
チャット形式でのやり取りなので、気になったことを掘り下げることができ、想像もしなかったストーリーを作ることも可能です。直したい箇所を指示することで自分好みの内容を生成させることもできます。
シナリオを量産用のプロンプト(依頼文)が知りたい人はこちらの記事が参考になります。
2)画像生成AIで絵を描く
画像生成AI(Wife Diffusion・Midjourney)は言葉で表現した内容を、マンガ風の絵にしてくれるAIです。
このAIに画像を生成して貰うには、描きたい内容を英単語で表現したプロンプト(日本では呪文と呼ばれている)を提出する必要があります。
プロンプトを一からつくるには時間と労力が必要です。なのでChatGPTに描きたいシーンを指定してプロンプトを生成させ、微調整をすると良いでしょう。
具体的なプロンプトが知りたい人は
3)Coe Fontで音声をつくる
Coe Fontはテキストを朗読してくれるAIです。
ChatGPTでつくった脚本を提供するだけで、簡単にナレーションを作ってくれます。
ただ月額利用料がかかるサービスのため、無料で始めたい人は自分の声を録音すると良いでしょう。
ちなみに以下はChatGPTでつくった物語をCoe Fontで入力し、誰でも収益化を目指せる音声配信プラットフォーム【stand.fm】で配信したものです。
4)Canva Proでコンテンツに仕上げる
Canva Proは無料のデザインツールで、画像から動画までいろいろなコンテンツを制作できます。
絵本づくりにおいては画像を切り抜いたり、吹き出し・セリフを入れたり、録音した音声と絵本のスライドを合成する作業に使います。
ちなみに日本語で画像生成ができる機能も追加され、自分の作りたい画像やイラストを簡単に生みだすことができます。

2年以上有料版Canvaを使い続けていますが、他の編集ソフトにくらべて価格も安く、色々なことに使えるので重宝しています。
完成した絵本を発信する
簡単に説明するとYouTube・TikTokには動画を、Twitter・Instagramとブログには画像を投稿します。
TwitterとInstagramには絵本として
拡散力の強いTwitterとマンガとして投稿しやすいInstagramは必須のSNSツールと言えます。
絵本づくりに初めて挑戦する人は、画像の投稿から始めて認知度を高め、反応を貰えるようになった段階で動画づくりに移行すると良いでしょう。
作業のハードルを下げておくことが大切です。
YouTubeとTikTokには読み聞かせで
絵本づくりに慣れてきたら1分以内のショート動画をつくりYouTube・TikTokで発信しましょう。
音声AIをつかいセリフを読ませる方が良いのか、自身の声で朗読する方が良いのか反応を見ましょう。動画をつくる段階まで来たら成果がでるまで継続するだけです。
収入を得るための施策
SNSでファンをつくり広告を得る
SNSで注目されると企業からの広告依頼を受けることができます。目安としては、どんなSNSであっても1万人程度と言われています。
InstagramやYouTubeであればアフィリエイトと呼ばれる手法で、広告を出したい企業をこちらから探すことも可能です。
次に紹介する内容でも言えることですが、絵本づくりで収入を得るためにはファンづくりが必須となります。まずは継続的な投稿から始めましょう。
個人向けにノウハウを販売する
絵本づくりを継続しているとノウハウ(子供に受ける絵本のつくり方)が蓄積されていきます。
このノウハウは自分にとって当たり前かもしれませんが、初心者からすると貴重な情報です。
あなたの持つ情報をnote・Brain(記事投稿サイト)やkindle(Amazonの書籍投稿)などのプラットフォームで販売することで収入が得られます。
SNSである程度のフォロワー(2,000~5,000程)がいれば、1つの記事・書籍であっても5万円以上稼ぐことができます。
企業向けにコンテンツを納品する
ノウハウを売るだけではなく、企業向けにコンテンツを納品することで稼ぐこと可能です。
何度も言うようにSNSで認知されると、企業側も安心してあなたに依頼できます。安定した収入源をつくりたい人には、コンテンツ納品が向いています。
依頼を探したり、受けたりするならスキルのシェアサービスである、ココナラやクラウドワークスへ登録しておきましょう。
絵本づくりに必要なツールの登録方法
登録方法がややこしい部分もありますが、乗り越えた人だけが成功へと近づきます。頑張って設定していきましょう。
ChatGPTの登録手順
Google・Facebookのアカウントがあれば簡単に登録できます。
混雑時はログインできない場合があります。
アカウントを利用しない場合はメールアドレスを登録しましょう。
ショートメッセージに認証コードを送るために使います。
チャット画面がでたら好きな言葉を投げかけよう。
画像生成AIの登録手順
画像生成AIにはいろいろあり、絵本づくりに適しているのはWife Diffusion(無料)かMidjourney(一部有料)となります。
Wife Diffusionは作業環境の構築を行うため性能のよいPCが必要です。しかし条件を満たせる人が少ないと思うので、クラウド上で実行できるGoogle colabの利用をおすすめします。作業はこちらを参考にしてください。
構築の前に機能を試したい人はデモサイトでプロンプトを入力しましょう。もし描きたいキャラが決まっている場合はこちらが参考になります。
MidjourneyはDiscordと呼ばれるチャットサービス上で動くツールです。1アカウントあたり25枚までは無料で、それ以上は月額の有料プランがあります。作業手順はこちらが分かり易いです。
Coe Fontの登録手順
Googleのアカウントがあれば簡単に登録できます。
商用利用するためにはビジネスプラン(月額6,000円)への加入が必須です。2カ月のトライアル期間があるため実質無料で試すことができます。
上記は料金ページに飛ぶように設定しています。
商用利用する場合は必ずビジネスプランを選択しましょう。
- メールアドレスを入力
- パスワードを新規設定
- カード情報を入力
2カ月の無料期間を最大限活用して、いいなぁと感じれば継続利用を検討しましょう。
Canvaの登録手順
GoogleやFacebookのアカウントがあれば簡単に登録できます。無料プランには制限があるものの、絵本づくり程度であれば作業可能です。
上記は料金ページに飛ぶように設定しています。
上記以外にもいろいろなログイン方法があります。
Freeプランを選んだ場合はすぐに利用できます。
クレジット情報などを入力することで登録完了です。
絵本づくりにつかう吹き出し、切り抜き機能が欲しい場合はproプランを選択しましょう。
本記事のまとめ
AIを利用した絵本づくりを始めるには、乗り越えなければならないハードルがあります。
とくに画像生成AIの設定方法であったり、生成させたい内容を引き出すためのプロンプト(AIへの提出文)は苦労するポイントです。
このようなハードルがあるからこそ参入障壁(競合が生まれにく)が生まれ「チャンレジしたもの勝ち」となります。
副業で自分を変えたいなら絵本づくりを挑戦してみてはいかがでしょうか。